カテゴリー「第12回大会」の一覧
第12回全国高等学校版画選手権大会
本戦第1日目 オリエンテーション 2012 年3月17日 19:30~
はんが甲子園のルールや注意事項を説明したあと、郷土芸能を見ていただきました。
今年のテーマは「佐渡・未来への鼓動」です。
第12回全国高等学校版画選手権大会
本戦第1日目 会場設営 2012年3月17日 13時~
会場設営の様子です。
第12回全国高等学校版画選手権大会
本戦選抜校の紹介 2012年
カッコ内は選抜回数
北海道札幌平岸高等学校(5) | ||
監督 吉岡 隆 先生
3年 松原 みやび さん 1年 松岡 泉 さん 1年 宮嶋 風花 さん 精一杯自分たちの力を出し切って、納得のいく作品を仕上げたいです! |
青森県立弘広前高等学校 (7) | ||
監督 佐々木 康人 先生
2年 都谷森 瞳 さん 2年 松野 奏子 さん 2年 小山 慶志 さん 弘前高校は数年ぶりの出場となります。 |
青森県立青森戸山高等学校 (2) | ||
監督 西舘 紘子 先生
2年 佐々木 亜梨実 さん 2年 舘山 野々香 さん 2年 田村 優実 さん 青森戸山高校は来年で閉校になるため、今年最後の参加です。 |
埼玉県立熊谷女子高等学校 (初) | ||
監督 垣内 章英 先生
2年 和賀 あずさ さん 2年 上野 明穂 さん 1年 谷川 琴菜 さん はんが甲子園本戦初出場できて光栄です。 |
学校法人盈進学園東野高等学校 (初) | ||
監督 菅原 英雄 先生
2年 片野 拓哉 さん 2年 佐久間 雄基 さん 1年 小林 源弥 さん はじめての出品で本選出場資格をいただいた事に喜びと驚きでいっぱいです。 |
神奈川県立弥栄高等学校 (2) | ||
監督 立川 公子 先生
2年 鈴木 彩香 さん 1年 小林 公平 さん 1年 長谷見 琴海 さん 「佐渡の素晴らしい自然や文化を表現できるよう頑張ります」 |
新潟県立佐渡中等教育学校 (初) | ||
監督 福島 昭典 先生
1年 渡辺 翼 さん 1年 土屋 えりか さん 1年 外内 万夏 さん 初出場ですが、頑張ります。はんが甲子園は佐渡で有名な大会なので、全力でやります。 |
東海大学付属翔洋高等学校 (7) | ||
監督 澤田 祐一 先生
2年 長橋 久美 さん 2年 望月 萌香 さん 1年 長野 遥香 さん 「自分達の個性、佐渡の文化、自然豊かな風景を最大限に行かして、今までとは違う私達だけの佐渡を形に出来たらと思います。昨年佐渡に行けなかった先輩達の想いも一緒に背負って頑張ります。」 |
静岡県立伊東高等学校城ヶ崎分校 (7) | ||
監督 大津 忍 先生
1年 穴澤 なな子 さん 1年 飯田 すみれ さん 1年 堀江 志 さん 初めての全国大会で緊張すると思いますが楽しんでやりたいと思います。 |
大坂信愛女学院高等学校 (9) | ||
監督 小畑 ゆみ子 先生
2年 原田 万葉 さん 2年 大西 晴子 さん 1年 小原 尚子 さん 私たちは佐渡の自然に負けないくらい、元気に精一杯、版画を楽しみたいです。 |
大阪市立工芸高等学校 (3) | ||
監督 柴 勝利 先生
2年 豊川 みのり さん 2年 坂田 萌香 さん 2年 和田 彩花 さん 版画で大きな作品に挑戦するのは初めてですが、全力を尽くて“はんが甲子園”を3人で楽しみたいと思います。3人の個性を発揮できるように5日間頑張りたいと思います。 |
島根県立安来高等学校 (7) | ||
監督 福田 美穂子 先生
1年 岡田 有紀 さん 1年 建田 志保子 さん 1年 細川 桃奈 さん 『佐渡に行って版画を制作できると知って、本当に嬉しいです。出場できなかった部員の分も、しっかり佐渡を取材して作品を制作します!みんなで力を合わせて頑張ります。』 |
島根県立出雲商業高等学校 (4) | ||
監督 高橋 恭子 先生
1年 坂根 詩織 さん 1年 池田 晴花 さん 1年 梶谷 奈津季 さん 佐渡への愛 |
広島市立安佐北高等学校 (3) | ||
監督 谷原 弘樹 先生
2年 小田 裕子 さん 2年 越田 帆乃花 さん 2年 山本 莉奈 さん 今回で3回目の出場です。私たちらしい版画で佐渡の魅力を伝えようと思います。過酷な3日間と言われてますが、精一杯頑張ります。目指すは1番です!! |
第12回全国高等学校版画選手権大会
本戦選抜校の作品 2012年
カッコ内は選抜回数
北海道札幌平岸高等学校(5) | ||
3年 松原 みやび | 1年 松岡 泉 | 1年 宮嶋 風花 |
青森県立弘前高等学校(7) | ||
2年 小山 慶志 | 2年 松野 奏子 | 2年 都谷森 瞳 |
青森県立青森戸山高等学校(2) | ||
2年 佐々木 亜梨実 | 2年 舘山 野々香 | 2年 田村 優実 |
埼玉県立熊谷女子高等学校(初) | ||
2年 上野 明穂 | 2年 和賀 あずさ | 1年 谷川 琴菜 |
学校法人盈進学園 東野高等学校(初) | ||
2年 片野 拓哉 | 2年 佐久間 雄基 | 1年 小林 源弥 |
神奈川県立弥栄高等学校(2) | ||
2年 鈴木 彩香 | 1年 小林 公平 | 1年 長谷見 琴海 |
新潟県立佐渡中等教育学校(初) | ||
4年 土屋 えりか | 4年 外内 万夏 | 4年 渡辺 翼 |
東海大学付属翔洋高等学校(7) | ||
2年 長橋 久美 | 2年 望月 萌香 | 1年 長野 遥香 |
静岡県立伊東高等学校城ヶ崎分校(7) | ||
1年 堀江 志 | 1年 飯田 すみれ | 1年 穴澤 なな子 |
大阪信愛女学院高等学校(9) | ||
2年 原田 万葉 | 2年 大西 晴子 | 1年 小原 尚子 |
大阪市立工芸高等学校(3) | ||
2年 豊川 みのり | 2年 和田 彩花 | 2年 坂田 萌香 |
島根県立安来高等学校(7) | ||
1年 建田 志保子 | 1年 岡田 有紀 | 1年 細川 桃奈 |
島根県立出雲商業高等学校(4) | ||
1年 坂根 詩織 | 1年 梶谷 奈津季 | 1年 池田 晴花 |
広島市立安佐北高等学校(3) | ||
2年 山本 莉奈 | 2年 小田 裕子 | 2年 越田 帆乃花 |
第12回全国高等学校版画選手権大会
個人部門入賞作品 2012年
新潟日報社賞 |
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【審査員評】 タイトル:変わらぬ物(新潟) 幾何学的に仕切られた背景の黒い空間と、島や波のように見えるハーフトーンに充ちた下半の白い部分との対比が美しく、モノクロ版画の良さを効果的に使っているので全審査員に好評でした。この刷り方を反復して連作のように幾つか続けて作ってみると、偶然ではない確かな自分の表現方法が身につくでしょう。 |
NHK新潟放送局賞 |
【審査員評】 屋根のある風景画(静岡) 屋根のある風景を彫っている主版の線が生き生きとしており、これに着色した各色版のスペースと残している白とのバランスが良い。描画した下絵よりも、木版で製作することによって、絵がずっと魅力的になったと実感されているのではないでしょうか。 |
BSN新潟放送賞 |
【審査員評】 タイトル:鎮魂歌(島根) コラグラフのマチエールを効果的に使った、いかにも版画らしい作品である。津波にさらわれた後の静けさを取り戻した海への、深い鎮魂歌であろうか。モノトーンのようで巾のある色や明暗の調子は良く計算されているが、もう少し、見る人に訴える力強さがほしい。 |
NST賞 |
【審査員評】 木版モノクロ(大阪) 描画部分を彫り,表面に油性黒インクをローラ-で載せる凸版刷りで、白黒反転をさせた作品である。反転しているのでモノクロバランスが予定外の表情になる面白さがある。この学校の作品にはこの技法による版画が多く見られたが、これも、版画技法の効果を生かす方法の一つとして取り上げた。 |
Tenyテレビ新潟賞 |
【審査員評】 オウム(広島) テーマは災害後の希望をオウムと青空に託したものか。上下の構図の変化がダイナミックで力強く、しっかりと描けている。惜しいのは下半分のバックの青をデザイン的に処理していることで、版画らしい平面性を狙ったのかもしれないが、それが全体のイメージを弱くしている。 |
UX新潟テレビ21賞 |
【審査員評】 海辺の鳥(静岡) 屋根のある風景画と同じ技法で、やはり線の面白さが生きている。木版で彫った線が、漂うような空気や波の表情となって、画面に動きのある効果を出している。 |
サドテレビ賞 |
【審査員評】 原爆恐怖?(広島) これは原爆恐怖のイメージであろう。直接的過ぎる構図はポスターのようでちょっと陳腐ではあるが、手抜きをせずしっかりと版を製作して刷っているので、想いが深く表現出来ているのが良い。 |
第12回全国高等学校版画選手権大会
予選結果/個人賞発表 2012年
第12回大会初戦審査会を平成24年1月12日(木)に開催しました。結果は以下のとおりです。団体部門 選抜校は3月17日から新潟県佐渡市で開催する本戦大会への出場資格を得ました。
18道府県から34校の応募がありました。
●作品数:257点 ●団体応募:56組 ●個人応募:89人
総評
昨年度は、予想外の大災害により参加出来なくなった高校も多かった為、12回展は今年に延期されたそうです。本年度もまだ参加校数は多少減じていますが、全国各地方から多くの力作が集まりました。
作品の中には、大災害への悲しみや恐れが若い心に深く刺さっていると思われるものや、底辺にペシミズムの滲むような作品も多く見受けられました。又、高校生でなければ描けないような感性の作品にも魅力を感じさせられましたが、なぜかそういう作品の中には版画として完成度のある作品が少なくて選べなかったのを、残念に思っております。
今回は「版を使う表現方法を効果的に生かし、刷りもしっかり出来ている高校」を団体戦チーム選抜の基準として選んでいきました。普通の絵画の選抜とは少し違う基準を含めて選びましたので、絵はなかなか面白い学校でも、版画として完成度が低い場合には選ばれて居りません。
申すまでもない事ですが、版画製作には絵画の2倍の手間と技術が必要です。作画半分,刷り半分と思わなければなりません。両方共良くなければ完成度のある作品にはなりませんので、今回の審査で選ばれなかった高校では、刷りについても、もっとご指導頂く必要があると感じました。( 専門家の刷りには特別の技術が色々ありますので、出来れば、版画科で学んだような若い版画家にでも1-2回講習してもらうと良い結果が出ると思いますが )
個人賞は、団体戦チーム校を選んで後の作品から選んだので、チーム内の作品で個人賞を出したかった作品もありました。そういう人たちがきっと3月の版画製作では力を発揮してくれることでしょう。本戦での良い作品を楽しみに思って居ります。
熱中して学べば目に見えて伸びる年頃の高校生に、コンクールを目指して熱心に版画を実習する機会を与えることはとても有意義な活動で、版画製作に伝統のある佐渡の方々の熱意とご努力に感謝いたします。
審査委員長 星野美智子
団体部門:本戦出場校(決定)
学校名 | 都道府県 | 出場回数 |
北海道札幌平岸高等学校 | 北海道 | 5 |
青森県立弘前高等学校 | 青森県 | 7 |
青森県立青森戸山高等学校 | 青森県 | 2 |
埼玉県立熊谷女子高等学校 | 埼玉県 | 初 |
学校法人盈進学園 東野高等学校 | 埼玉県 | 初 |
神奈川県立弥栄高等学校 | 神奈川県 | 2 |
新潟県立佐渡中等教育学校 | 新潟県 | 初 |
東海大学付属翔洋高等学校 | 静岡県 | 7 |
静岡県立伊東高等学校城ヶ崎分校 | 静岡県 | 7 |
大阪信愛女学院高等学校 | 大阪府 | 9 |
大阪市立工芸高等学校 | 大阪府 | 3 |
島根県立安来高等学校 | 島根県 | 7 |
島根県立出雲商業高等学校 | 島根県 | 4 |
広島市立安佐北高等学校 | 広島県 | 3 |
賞名 | 学校名 | 氏名 | 学年 |
新潟日報社賞 | 新潟県立豊栄高等学校 | 大森 仁貴 | 1年 |
NHK新潟放送局賞 | 静岡県立伊東高等学校 城ヶ崎分校 |
土田 歩美 | 2年 |
BSN新潟放送賞 | 島根県立出雲商業高等学校 | 飯塚 由菜 | 3年 |
NST賞 | 大阪市立工芸高等学校 | 岡森 真実 | 2年 |
Tenyテレビ新潟賞 | 広島市立安佐北高等学校 | 増田 啓志 | 1年 |
UX新潟テレビ21賞 | 静岡県立伊東高等学校 城ヶ崎分校 |
高橋 知奈 | 2年 |
サドテレビ賞 | 広島市立安佐北高等学校 | 沖野 春菜 | 1年 |
新潟日報社賞 | 千葉黎明高等学校 | 四関(しせき) 梓(あずさ) | 3 | 女 |
NHK新潟放送局賞 | 新潟県立加茂高等学校 | 小林(こばやし) 詩織(しおり) | 1 | 女 |
BSN新潟放送賞 | 岩手県立盛岡第一高等学校 | 関矢(せきや) 南(みなみ) | 1 | 女 |
NST新潟総合テレビ賞 | 広島県立福山葦陽高等学校 | 宮田(みやた) 功瑛(のりあき) | 1 | 男 |
Tenyテレビ新潟賞 | 千葉黎明高等学校 | 川﨑(かわさき) 拓弥(ゆうや) | 1 | 男 |
UX新潟テレビ21賞 | 佐賀県立鳥栖工業高等学校 | 向井(むかい) 拓美(たくみ) | 2 | 男 |
佐渡テレビ賞 | 福井県立藤島高等学校 | 伊豆(いず)蔵(くら) 和(かず)貴(き) | 2 | 男 |